2016.02.03 Wednesday

未去勢牡とお別れ

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    去勢手術実施について家族の説得は、成功しました。
    賛成してはくれませんでしたが、反対もしませんでした。
    急いで手術の予約を入れましたが、翌週まで待つことに。
    決心が揺らいでしまいそうだったので、出来ればすぐに手術したかったのですが…
     
    手術までの10日間ほど、いろいろなことを考えました…いや、想い出にひたったといったほうが合っているかな。
    グーの躾はほんとにほんとに大変で、いちおう、学校出てから真面目に?仕事続けていていろんな経験しましたけど〜今までに経験した困難なものごとの上位に、間違いなくランクインします。

    訓練士に言われた、「未去勢牡は別物」という言葉が深く胸に突き刺さり、未去勢だから出来ない、未去勢だから皆と違う、未去勢だから厳しくしないといけない…等々…未去勢だから特別な対処をしなければ良い仔にはなれないんだと、思っていました。
    躾や訓練を習っていても、母犬ルーには上手く伝えてあげることが出来ても、息子犬グーには、どうしても上手く伝えられない。
    4歳を過ぎて意志疎通が上手く行くようになったのも、「牡としてのピークを過ぎたからかな」と思いました。
    ですが昨年訓練士を替わって、その先生は「去勢済みか未去勢かは、大きな違いではない」と言う。いともあっさりと。
    それまで直せなかった困った行動が改善されていく。そうか、「未去勢だから」じゃなかったんだ。もちろん、全てではないのかもしれないけれど、未去勢か去勢済みかということよりも、「個体差」なのだ。とても驚きの経験でした。
     
    <競技会へ出陳しても、イチかバチかの競技しか出来ない頃>
    手術をしたら、グーの個性は変わるのだろうか。
     

    イキモノとしては去勢牡になるのだけれど、8年間牡として過ごして来た経験や記憶はどう影響していくのだろうか…あ、生物学なんかぜんぜん分かりませんが、周囲の経験者飼い主さんに伺うと、去勢後の変化はさまざま。
    そんなことをつらつらと考えながら…腸の健康を取り戻すため絶対に必要な手術なのだけど、やっぱり、牡として生まれた仔を、牡として最後まで過ごさせてあげられなくて申し訳ないな、可哀想だなと思えてし方ありませんでした。
    これは、ルーの避妊手術のとき抱いたのと同じ感情でした。ですが、わたしと同じ牝のルーには、「いいよね、無くなったって、面倒が減るだけさー」と声をかけて手術に向かわせた。先代の牝、ビーが晩年子宮蓄膿症で苦しむ様子を見ていたからってのもある。飼い主の知識が不足していたために、苦しませてしまった。ルーにはそんな経験を絶対にさせたくなかったのです。
    健康維持の観点から見ればグーの去勢だって同じ。だけど、同性ズ手術よりも切なくてたまらないのは…わたしはわたしなりに真剣に、牡ビーグルの彼と向き合って来たからだ。牡として歳を重ねて行く様子も、見たかったなぁ。
     
    手術日までのお散歩は、グーの大好きな場所を回ってあげました。
    たくさんマーキングしておきな〜と(笑)※都会ではお水かけちゃいますけどね(笑)

     
    <手術当日の朝、最後のタマ付き記念写真>
    ごめんねグー。
    謝るってのもおかしいな〜と思うんだけど、複雑。
    JUGEMテーマ:ビーグル
    2016.01.29 Friday

    グーの去勢を決断

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      2016年1月27日、グー8歳3か月と15日で、去勢しました。
      このブログの最初の投稿記事を見ると、グー9か月(未去勢)と記しているわたし。
      何かといえば、未去勢、未去勢とよくもまぁ、未去勢というコトバが登場すること!
      自分の責任で牡犬を飼うのはグーが初めてで、ましてや未去勢牡など未知の世界、最初の訓練士に言われた「未去勢牡は別物」との言葉。グーの(わたしから見て)問題行動は全て未去勢であることに起因しているのだと思い込んだ。
      手におえなかったので去勢を希望するも家族の猛反対に遭い断念。
      肝を据えて未去勢のグーと向き合って行こうと決めたのはずいぶんと後になってから。
      本当に苦労しました…

      だけど、1頭の牡犬としてのグーは、今まで飼った牝犬たちとも、そして人間の牝であるわたしとも違うので、育てていて面白かったのも事実。
      その警戒心やテリトリー意識、ライバル牡の浮遊臭を獲ったときの表情、懸命にマーキングする様子など、興味深く、ちょっぴり滑稽でもあり、愛すべきオトコノコでした。
      わたしにとっては異性ですよね。
      上手く躾けられず、噛まれたりもして、チン天で眠るグーを見てチキショーと泣きながらも、ダメな男と別れられない女の気持ちが分かるわと、つぶやいてみたり。

      母犬ルーと同じように運動させても、牝犬の筋肉は柔らかく、隆々と筋肉が付いて行くのは牡のグーで、当たり前なんだけど雌雄の差を実感しました。
      4歳頃から少し聞く耳が持てて来て、わたしも対処の仕方が上手くなり、コミュニケーションが上手く行くようになったが、油断すると後戻り、の繰り返し。でも、その頃には未去勢のまま育て切る決心は出来ていた。

      <気付き>
      2015年の初冬…グーの排便時の様子に異変を感じました。
      朝の散歩時、今までは1回の排便で終了していたのに、2回、3回としゃがむことが増えて来ました。
      後半の便は、少なく、細い。腸の調子が良くないのかなぁと思いました。
      2頭の食餌は生肉なのですが、たんぱく源を変更(鶏・鹿・羊・魚・卵をローテーションしています)しても便の状態は変わらず。
      食餌について習っている先生にアドバイスいただいて、サプリメントを追加・変更してみるも改善の兆しは見えて来ません。それどころか、時々便に血液が混ざることも…なにかおかしい!

      <受診>
      獣医を2か所、使い分けています。
      1つは設備、スタッフも十分に揃っている外科手術のスキルに定評のある獣医。
      もう1つはホリスティック医療をメインにしている女性の獣医。症状についてじっくり相談したいときは、女性獣医先生のところへ行きます。
      年が明けてすぐに受診。事前に今食べている食餌についてのメモをメール送信しておいたところ、「食餌の内容は充分検討されているので問題無いですよ」と…「前立腺じゃないかしら」
      前立腺!
      5歳頃別件で受診したときに、サービスで腹部のエコーを撮っていただいたことがありました。前立腺は「年齢なりの肥大が認められます」と。ある程度の覚悟はありました。
      女医先生がグーの肛門から指を入れて大腸をチェック。すると、肛門から10センチ程度のところで、腸が極端に細くなっている。肥大した前立腺に圧迫されているのでした。
      肛門付近の便はある程度の太さを保って排便されますが、残りの便は圧迫された部分の腸で一旦せき止められてしまった状態になり、常に残便感がある。いきむことによって腸の粘膜も痛んでしまう。正常に排便出来ないことは、かなりのストレスになることは容易に想像出来ます。
      わたしは、腸の健康は非常に重要だと捉えていて、排便の状態を目安に食餌やサプリメントの内容を考えているので、この診断はショックでした。
      女医先生は、「早急な去勢をお勧めします。去勢すれば、じきに前立腺の肥大は縮小して、腸の活動も元に戻ると思いますよ」と。
      わたしはその場で去勢を決断しました。
      グーの身体で起こっていることの現状を説明すれば、8年間去勢を反対し続けていた家族も、きっと理解してくれると思いました。

      女医先生のクリニックにて。
      診察終了後、クリニック近くの広場で遊ぶ。
      このときもすっきり排便、とはいかず、浮かない表情でした。

      <つづく>
      JUGEMテーマ:ビーグル
      2015.07.24 Friday

      問題行動の矯正。その前に…(反省と教訓)

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        現在7歳の、グーの奥歯が抜けたのは3歳のときでした。
        車載したクレートに、ころりと、抜けた奥歯が落ちていました。
        まだ3歳。まさか!グーの歯とは思えず、その場に居た訓練仲間、訓練士さんも皆、「ビーちゃんの歯じゃない?」

        当時16歳だった同居老ビーグルの歯だと思いました。
        当然ですよね(今思えば)。

        しかしそれは、グーの歯だったのです。

        3歳のそのときから7歳の今までの4年間、グーの歯の状態は少しづつ悪くなって行きました。
        だんだんと硬いものを噛むのに時間がかかるように。太い骨にはじまって、細い骨、硬めのオヤツ、生魚の骨や大き目のにぼしなどと段階を踏んで、苦手になってゆきました。
        わたしはといえば、グーは歯や歯ぐきが弱い個体だと考え、歯磨きや歯ぐきのマッサージをせっせと頑張りました。
        ですが、食材によっては、食事が楽しくなさそうな様子を見せるようになり、訓練時のタグおもちゃの噛みもどんどん弱くなっていく。そんなある日、歯ぐきから出血。

        普段信頼している獣医に駆け込むも、「歯は、抜くか抜かないかしかない」と言われただけで診察しようともしない院長先生(他の症状での通院時はとても丁寧に診察してくれます)。こりゃ、歯科は得意じゃないのだ、と即判断し別の獣医へ。そちらでは丁寧に診察してくださり、専門医(日大動物病院)への通院を勧められ紹介状を書いていただけました。

        翌週日大へ通院し、レントゲンとCTを撮ったところ、上下の奥歯全ての歯根が根深く化膿しており、全身状態のチェック後(全身麻酔に耐えられるかどうかのチェック)、全て抜歯となりました。

        初診で、手術まで進む考えは毛頭無かったわたしだったのですが、レントゲンとCTの歯の状態を見たら、その場で「(抜歯を)お願いします」と言っていました。


        …さて、ずっとずっと悩まされ、プロ訓練士に教えを乞い、自分でも試行錯誤してきた、「グーの吠えと噛み行動の矯正」。
        紆余曲折はあったものの、加齢したこともあってだいぶ落ち着いた犬になってきました。だが、本当にときどき表面化する噛み。それは、主に同居犬の母ルーに対して起こるもので、きっかけだとか要因がまったく掴めずに悩んでいました。
        忘れた頃に…
        何の刺激もストレスもかかっていない、と思われるシチュエーションで…その行動は起こるのです。

        ルーも、わたしも、戸惑いました。
        何で?

        「いつまでも噛み行動が直せないのは、(生徒のうち)グーだけ」と訓練士に言われ、今でも泣けるほど傷つきました。何で…?

        日大の歯科専門の獣医さんは言いました。
        3歳のとき抜けた歯は、歯列が悪かったのだろう。なぜなら、まだ残っていた反対側の歯は、歯列が悪く真横を向いて生えていたのが証拠。硬いものを噛んだとかおもちゃでの遊び方の何かの拍子に抜けてしまい、その傷跡からばい菌が入り込み周囲の歯の歯根をむしばんでいったのだろうと思う。反対側の奥歯たちも、歯列が悪いその歯の根元のすき間からばい菌が入り、全ての奥歯をむしばんでいったのだろうと思う。


        3歳から7歳の今まで
        歯が痛み相当に不快だったんだろうと思うよ。可哀想に。


        100%言いきれるわけではないけれど、ルーやわたしが彼の顔の側に行くとか触れるだとかすると、唸ったり、噛んだりしていたのは、おそらく歯が痛くて不快だったからなのだ。

        SOSを出していたんだね…(きっと)。


        獣医さんにはこうも言われました。

        「お母さんが一生懸命歯磨きをしていたから、歯根の膿みの、嫌な臭いがしなかったんだと思うよ」
        グーの歯の見た目は、とても綺麗だったのです。
        一生懸命せっせと歯磨きしていたことが裏目に出ようとは…ショックでした。
        毎日歯ブラシを持って迫るわたしのことは、相当に嫌だったでしょう。もちろん歯が悪いのは認識していたのでとても気遣って歯磨きしていたけれど、グーもかなり我慢して受け容れていてくれたんだよね。


        生まれつきの性質だから、躾がダメだから、普段の生活のし方がダメだから、飼い主がダメだから、ひとりっこだから、未去勢だから、ビーグルだから、噛む。
        いつまでも直せないダメ飼い主。

        とてもとても悩んでいたけれど、抜歯以来噛む行動は出ていません。

        離れて暮らす両親のところに犬を連れて行ったとき、「グーはなんだか可愛くなったね」と言われました。


        犬の問題だと言われる行動には必ず理由がある、と良く教えられますが、全くもってその通りでした。その問題を多方面から捉え推察する観察力が必要です。

        <術後1週間の検診。大学の資料用の写真撮影>




        <術後3週間。タグおもちゃも思い切り噛めるように>

        JUGEMテーマ:ビーグル




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        Goo & Roo & Lulu
        Goo Beagle♂ 2007年10月12日生まれ JKC Grand Trainning Chanpion(CD3) Roo Beagle♀(Gooの母) 2004年2月9日生まれ JKC Grand Trainning Chanpion(CD3) Lulu Beagle♀(ラウレア犬舎出身) 2017年8月12日生まれ
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